企業案件を受注した提案文を書くコツ(最後に型があります)

提案文=セールスレターです。

つまり、人を動かす文章を書ければ受注率は高くなります。

提案文で意識するべきポイントは以下の4点です。

  • 募集要項の意図を読み取る
  • 実績を作る
  • 過不足をなくす
  • サンプルを用意する

①募集要項の意図を読み取る

例えば以下の文言があれば、クライアントは何を求めているでしょうか?

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できるだけ早めに納品物が欲しいです
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この場合、「作業時間を多く取れて早く納品できる人」が優先されますよね。

では以下であれば?

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専門性が非常に高く、SEOで一位を取れるような記事を書いて欲しいです。
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この場合は、早さよりも質が高いコンテンツを作れる人が優先されますよね。

こんな感じで、募集の内容によって求められる人材が変わります。

「求められているのは何か?」を言語化して提案文でアピールできるようにすると、受注率が上がります。

もちろん嘘はダメだし、ある程度のスピード感を持って質が高いコンテンツを納品するのが前提です。

プラスαで、募集文から読み取れるポイントがあればアピールしましょう。

②実績を作る

「どういうこと?」と思ったでしょう。

結局、提案文はある程度実績があればゴリ押しでもいけちゃうんです。

そら実績ある人とない人だったら、実績ある人のほうに依頼したいですもんね。

だからもし、実績がない人は今すぐ実績を作ってください。ブログを書くのが一番手っ取り早いです。

それか次の方法でベテランと同じ土俵に立ってください。

③過不足をなくす

提案文は、長すぎても短すぎてもだめです。

一見長めの方が良さそうな気もしますが、クライアントからすれば読みにくいだけ。

しかも冗長(無駄な部分)が多い提案文だと、「記事執筆の際も文字数を増やしてよりお金を稼ごうとしてくるのではないか」と警戒してしまいます。

必要な情報を伝えれば、少し短くても採用に繋がります。余計な情報を入れず、過不足ない提案文を書きましょう。

④サンプルを用意する

これは「返報性の法則」という心理学を使っています。

返報性の法則とは、何かをあげるとお返しをしたくなるという心理のこと。

返報性の法則はマーケティングでかなり有名ですが、これを提案文に組み込みます。

ずばり、提案する際に少しだけ納品物を作っておくんです。

例えば、募集文に「不動産系のKWで記事を書いてほしい」と書かれているとします。

そしたら提案前に、不動産系のKWの記事を書いておくんです。

たとえば「仲介手数料とは」や、「大阪 おすすめ 物件」などなど。

全部作る必要はありません。構成だけでも、未完成でいいのでとにかく「提案するためにここまで作りました」と相手にアピールをしてください。

するとクライアントは、「ここまでやってくれるライターさんなら、ぜひ採用したい!」となります。

もし採用されなくても、記事を書くスキルはつくし、自分の資産にもなるのでいいことづくし。

正直サンプルを用意している提案者はほとんどいません。1%いれば良いほうです。

だからこそ、やれば差がつくポイントでもあります。

一度やってみてください。受注率がバク上がりするはずです。

上記の①〜③を元にテンプレートを作りました。ぜひアレンジして使ってください。

【提案文の型(マーケティングの記事執筆ライター募集の場合)】

〇〇様、はじめまして。Webライターの〇〇と申します。今回、〜〜に応募したくご連絡しました。

今回の案件の募集要項をもとに、マーケティングのKW「SNSマーケティング 方法」で記事を書いてみました。もしよろしければご確認ください。

記事リンク

【自己紹介】

Webライターの〇〇です。普段は法人様向けの記事を書いたり、マーケティングを実践して商品を売ったりしています。(ここは募集ジャンルに合わせて、「そのジャンルは得意です」と伝えるのが大事)

【過去の執筆記事一覧】

①KW名

リンク

②KW名

リンク

③KW名

リンク

ここに載せる記事はジャンルに関することで(今回ではマーケティングの記事)

その他の実績はポートフォリオをご覧ください:リンク

【稼働状況】

平日:17:00~22:00,土日:8:00~20:00。対応時間外でも、返信は12時間以内に返信します。

【自己PR】(自分の強みをアピール、ブログの経験や案件対応で心がけていることなどを書きましょう)

例)わたしの強みは、ディレクター目線で記事を書けることです。

多くの案件でSEOを学び、ディレクター業務を通じてよくある文章のミスや、読みやすくするためのポイントを抑えました。

より修正が少なく、SEOで結果が出る記事を執筆できます。

【意気込み】

これまでのライター経験を活かして、〇〇様のお役に立てるよう努めます。お忙しいところではあると思いますが、ご検討よろしくおねがいします。

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